自動細胞解析分取装置(セルソーター)
セルソーターは1995年度~2002年度の通商産業省(現:経済産業省)・NEDOの 研究委託テーマ(住友電気工業(株)、藤沢薬品工業(株)等)の研究成果を元に、ベイバイオサイエンス(株)が更に開発を進め、製品化したものです。当社 は、そのキーテクノロジーとなるフローユニット、励起光源系、光ファイバ検出系等主要な構成機器の設計・製作をしております。
- 本装置は、疾病に感染したとき体内に現れる細胞レベルの変化情報を ごく微量な細胞サンプルから高精度で検出・解析し分取(ソート)する装置です。この装置によって細胞の抗原やDNA異常等の解析・分取が可能となるので、 バイオ関連の研究開発、早期診断へ大きく寄与することが期待されております。
- 原理
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蛍光色素でラベリングした抗体をサンプル液の細胞やDNAに結合させ、蛍光や散乱光によって細胞やDNAを解析・分類し分取するものです。 - 特長
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- 高精度な光学検出で、光軸調整が不要
- マルチカラー測定に対応する蛍光検出能力
- コンパクトな最新光源系を採用