水蒸気処理炉(ST炉)
サンレー水蒸気処理炉は、鉄系焼結部品の表面黒化・封口処理を行う装置です。
40基近い納入実績を持ち、開発以来改良を重ね、トラブルがなく、大変ご好評いただいている設備です。
粉末冶金分野・焼結合金分野等での製品の表面処理に最適です。
- 特長
-
- 1. 信頼の納入実績
- 約40基の納入実績
- 2. 安定運用
- 開発以来改良を続け、設備として高い完成度を誇ります。設備トラブルがなく、安定した運用が可能です。
- 3. 連続処理
- 連続バッチ方式を採用しており、炉内温度を維持したまま連続処理が可能です。
- 4. 安全設計
- 高温部へのアプローチは全て機械にて制御、ヒューマンエラーを排除するため、徹底したインターロックも組まれています。
- 用途
- 粉末冶金分野、焼結合金分野での製品の表面処理
- 仕様
-
1)処理温度 570〜580℃ ±5℃(MAX700℃) 2)昇温時間 空炉にて580℃まで1時間(定常状態まで約4時間) 3)加熱容量 1チャージ投入量 MAX250kg (Gross) 4)均熱寸法 L700×W450×H550mm 5)マッフル内圧 2.5〜3.0kPa 6)加熱容量 54kWh(電気ヒーター加熱) 7)加熱方式 ラジアントチューブヒーターによる間接加熱方式 8)処理ケース L475×W325×H115mm MAX25kg(1ケースあたり)
5段積み×2列で1バッチ -
構成 L
(mm)W
(mm)H
(mm)重量
(ton)炉本体 5,200 1,700 3,500 6.5 制御盤 640 1,250 2,200 0.7 排ガス燃焼装置 φ600 2,200 0.6 排ガスバルブユニット 1,800 600 1,000 0.15 ガスパネル 700 100 1,700 0.2